カルニチンは運動しない日も飲んだ方が良い理由!

ダイエット

ご覧の皆様こんにちは!
パーソナルトレーナーの今浪勉です!

今回のブログはカルニチンは運動しない日も飲んだ方が良い理由をお伝えします。

カルニチンは私たちの体内でリジンとメチオニンというアミノ酸(タンパク質)から作られる物質で、食べ物では肉類(特に羊肉や赤身の牛肉など)に多く含まれています。

私たちの体内で脂肪が燃焼される際にカルニチンが必要になるので、カルニチンを飲むと脂肪が燃えやすくなると言われますが、まずはカルニチンが体内でどのように働くかについてご説明します。

私達の体内にある脂肪の多くは脂肪細胞という細胞の中に中性脂肪という形で蓄えられており、この中性脂肪はそのままの形では燃焼する事ができません。

脂肪燃焼の説明

中性脂肪を燃焼するには一旦、中性脂肪をアシルCoA(コエー)という物質に変え、このアシルCoAを細胞の中にあるミトコンドリアという脂肪を燃焼する器官に取り込む必要があります。

ですが、アシルCoAはそのままの状態ではミトコンドリアの中に入ることができません。

アシルcoaの説明

ここで登場するのがカルニチンです!

脂肪から作られたアシルCoAとカルニチンが結合しアシルカルニチンという物質になる事でミトコンドリアの中に入れるようになります。

ミトコンドリア内に入ったアシルカルニチンは再びアシルCoAとなりエネルギーとして燃焼されます。

カルニチンの働きの説明

つまり、十分な量のカルニチンを摂る事で体内の脂肪がミトコンドリアに運ばれやすくなり、燃焼されやすくなるという事です。

カルニチンは肉類(特に羊肉や赤身の牛肉など)に多く含まれており食事から摂る事もできますが、食べ物に含まれている量は非常に少なくサプリメントで摂る方がより手軽に十分な量を摂る事ができます。

サプリメントには飲んでから数分~数十分程度で効果を発揮する物と、ある程度の期間、継続して摂る事で効果を発揮するものがあり、カルニチンは継続的に摂る事で効果を発揮するタイプのサプリメントです。

激しい運動をしている時はもちろん、運動していない時にも私たちの体内で脂肪は燃焼されているので、脂肪燃焼に必要なカルニチンは運動する、しないに関わらず1日1~2g程度を毎日、継続的に摂るのがおススメです。

飲むタイミングは特に決まりは有りませんが、朝食後やトレーニング前など、ある程度飲むタイミングを決めてあげると飲み忘れを防ぎやすくなります。

カルニチンはいろいろなサプリメントメーカーから、カルニチンやL-カルニチンなどの名前で販売されており、インターネットで検索するとすぐに見つける事ができます。

カルニチンは沢山飲めば飲むほど痩せるわけではなく、1日に3g以上の摂取は下痢や吐き気などの症状が出る可能性が高くなるので注意が必要です。

また、カルニチンは脂肪燃焼に必要な栄養素ではありますが、カルニチンを飲むだけで痩せるわけではありません。
効率良く痩せる為にはカロリーを消費する為の運動や食事管理もあわせて行うようにしましょう!

というわけ運動しない日もカルニチンを飲んだ方が良い理由についてのお話でした。

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ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!\(^o^)/